冨士延章のページへようこそ(高校の頃から数えて何回三日坊主ページを作ったか分かりませんが)!現在パリ・シテ大学のパリ地球物理研究所で准教授(教授資格HDR取得)および地震学研究グループ長を務め、フランス教育高等研究省が選出する卓越研究者制度「IUF(Institut Universitaire de France)」の科学コミュニケーションのジュニア会員です。

履歴書

1982年11月26日(金)、兵庫県尼崎市生まれ。 1995年、12歳で兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)に被災。ちょうど私立中学の受験に失敗する少し前のことだった。 決してこの経験が地震学者への道に繋がったわけではなく、身をもって知ったのは地震予知の不可能さと、テレビに出る地震学者の言うことを鵜呑みにしてはいけないということだった。メディアも政府も首都圏の「大地震」ばかりを強調していたが、日本ではいつどこで大地震が起きてもおかしくない。今思えば素朴な反応だったかもしれないが、自分の原点になっている。 都会に憧れて2001年に東京大学に入学し、結局9年間を過ごす。もっともオーケストラにのめり込み、寮の廊下でファゴットの練習に励む日々。国際ダブルリード協会名誉会員の菅原眸先生に師事し、2022年2月に逝去されるまで家族のように可愛がって貰う。 2010年に、弾性・非弾性構造推定のための波形インバージョン手法の開発で、ゲラー・ロバート先生のもとで博士号を取得。 博士号取得後すぐにオリーブオイル(とカスレ)に惹かれて日本を離れ、2010年から2012年までトゥールーズ第三大学のシュヴロー・セバスチャンのもとでポスドクとして高周波波形の偏微分係数(感度カーネル)計算の最適化に取り組む。 2012年にパリ地球物理研究所の准教授に着任。2012年から2020年まで国際修士課程(GPXおよびIMSES)の教育責任者、2016年から2019年まで同研究所の科学評議会選出委員(B枠)、2016年から2022年まで全球地震観測網GEOSCOPEの科学評議会委員、2016年から2020年まで研究テーマ「地球惑星内部」の責任者を務める。 2022年に教授資格(HDR)を取得し、同年フランス大学学士院(IUF)のジュニア会員となる。 2025年より地震学研究グループ長を務める。 どうやら一生フランスで暮らすことになりそうだ。 来歴 来歴 基本情報 姓名 : 冨士延章(Fuji, Nobuaki) 誕生日 : 1982年11月26日 国籍 : 日本(フランス国籍取得手続き中) 出生地 : 兵庫県尼崎市 現職 : パリ・シテ大学 准教授(maître de conférences) Institut de physique du globe de Paris フランス大学学士院(IUF)ジュニア会員 勤務先住所 : Bureau 328, Équipe de sismologie Université Paris Cité Institut de physique du globe de Paris (CNRS) 1 rue Jussieu 75238 Paris Cedex 05 メールアドレス : nobuaki_at_ipgp.fr IPGP 個人ページ : https://www.ipgp.fr/annuaire/nobuaki/ IUF 個人ページ : https://www.iufrance.fr/les-membres-de-liuf/membre/2392-nobuaki-fuji.html 学生指導歴 : ポスドク 5名 博士課程 14名(うち正式指導 6名) 修士課程・インターン 24名

Moi

地球ダイナミクスと地震学における順問題と逆問題

地震波形を用いた地球惑星内部の構造推定のために、順問題(フォーワードモデリング)と逆問題(インバージョン)の理論および数値計算手法を開発しています。近年はニュートリノ振動にも興味を持っています。

現在の限られたデータから地球惑星の内部ダイナミクスを制約するのは、かなり無理があることで、多分野にわたる観測と理論の定量的な考察が必要となります。そのために、CLEEDIという一週間の国際ハカソンを二年に一度ピレネー山脈はアリエージュ県で開催し、分野間だけではなく地元の一般の方々との会話によって地球惑星科学分野を盛り上げることを目指しています。

Tomo

フィロガイア・オーケストラ

ファゴット奏者で作曲も行うので、これまでに数々のクラシック音楽の作曲を通じて科学コミュニケーションの企画を行ってきました。地球惑星科学が魅せる図やビデオは、説明なしでも充分芸術的な価値があると思います。